FEARLESS CSRレポート2025 Vol.5|未来へのビジョン

CSR活動の総括と未来へのビジョン

発行主体:FEARLESS合同会社
所在地:東京都港区六本木3-1-30
法人番号:5020003027760
代表社員:有年 淳
発行日:2025年
公式レポートダウンロードはこちらから

CSR活動として

FEARLESS合同会社は、2025年度を通じてCSR活動を一貫して推進してきた。Vol.5となる本レポートでは、これまでの取り組みの総括と、今後の社会に向けた新たなビジョンを明示する。
AI社会インフラという企業理念を基軸に、教育・地域安全・環境・デジタル格差解消の四本柱でCSRを展開し、国内外での社会的信頼の基盤を形成した。これらの活動は単なる企業の社会的責任ではなく、AI社会の設計者としての使命に基づくものである。

代表挨拶 ― CSRを未来へつなぐ責任

私たちは、AIを社会の基盤として実装する過程で、「技術が人を支える社会」をつくることを最も重要なテーマとしてきた。CSRはその実践形であり、AI社会インフラを通じた社会貢献は、FEARLESSの事業活動と表裏一体である。

Vol.5では、これまでの成果を踏まえ、CSRを中長期の企業戦略の中心に据える新たな段階に進む。社会に必要とされる技術を提供するだけでなく、その技術が「誰の生活を豊かにするのか」を問い続ける姿勢こそが、FEARLESSの変わらぬ理念である。

2025年度の活動

FEARLESSのCSR活動は、年を追うごとに領域を広げ、内容を深化させてきた。Vol.5では、国内外の各拠点で取り組んだ四つの分野の成果を振り返る。

教育分野

学生向けAIセミナーを全国および海外の教育機関で開催した。オンライン・対面の双方を活用することで、地域・国境を越えた学びの場を創出。延べ参加者数は過去最高を記録し、教育機関との連携も進展した。AI社会を担う次世代人材の育成は、今後もCSRの中心テーマとして継続される。

地域安全分野

地域清掃活動を定例化し、参加者の裾野を広げた。また、防犯啓発イベントの開催や自治体との協働も強化し、AI技術を活用した地域安全モデルの実証実験も開始。地域住民の声を取り入れながら、AI社会の信頼基盤を築いている。

環境分野

再生可能エネルギーの導入と省エネ化を進め、社内オペレーションの効率化と環境負荷低減を両立。社員主導の環境プロジェクトチームを中心に、社外の環境啓発活動にも積極的に参加した。環境対応をCSRの一部ではなく、企業経営の中核に位置付けている。

デジタル格差解消分野

AI技術の普及とともに広がるデジタル格差に対し、高齢者・地域住民向けのデジタル講習会を国内外で実施した。AIやスマートデバイスへの理解促進を図り、「誰も取り残さない社会」の実現に向けて支援を拡大した。デジタル包摂は今後のCSRの根幹であり、AI社会インフラの公平性を確保する基盤でもある。

CSR活動の成果と社会的意義

FEARLESSのCSRは、「社会貢献の継続」から「社会構造の変革」へと進化している。
AI社会インフラを基盤に、社会課題を技術で解決するだけでなく、社会そのものの仕組みをより公平で持続的なものへと再設計する。
その結果として、国内外のパートナーシップは拡大し、CSRが企業成長の新たな柱となっている。

CSR活動は広報的な施策ではなく、企業としての存在意義を問う実践そのものである。AI社会の中でFEARLESSが担うのは、“未来を設計する企業”としての責任であり、その責任を果たすことが本レポートの目的でもある。

中期CSRビジョン(2026〜2030)

FEARLESS合同会社は、CSRを「社会的信頼の構築」と「AI社会インフラの普及」を両輪として推進する中期ビジョンを策定した。
2026年以降は、以下の方向性を明確に打ち出していく。

教育分野では、AI教育をグローバルスタンダードへと発展させ、海外大学との共同プログラムを本格始動する。
地域安全分野では、AIによる地域防犯ネットワークの実証を進め、自治体との共同運用体制を整備する。
環境分野では、国際的な環境団体と連携し、再生可能エネルギー導入とカーボンニュートラル化を推進する。
デジタル格差解消では、各国の地域社会と連携した「デジタル包摂プログラム」を構築し、グローバル規模での公平なAI社会の実現を目指す。

これらを通じて、FEARLESSはCSRを単なる社会貢献ではなく、「社会的価値の創出構造」として確立していく。

未来へのメッセージ

AI社会インフラの実現とは、テクノロジーが人を支える時代を築くことである。
そのためには、企業と社会、そして個人がそれぞれの立場で責任を果たしながら、共に未来を設計していく必要がある。
FEARLESSは、AI社会インフラの担い手として、その中心に立ち続ける。CSRを通じて築くのは「企業の信頼」ではなく、「社会全体の信頼」である。

未来の社会は、AIによって分断されるのではなく、AIによってつながる社会でなければならない。
FEARLESS合同会社はその実現に向け、CSRの枠を超えた社会的使命を担い続ける。

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発行主体:FEARLESS合同会社
所在地:東京都港区六本木3-1-30
代表社員:有年 淳
法人番号:5020003027760
発行年:2025年